火災の時、1,2分を争う急場です。 この時の数分で明暗を分ける時があります。 2×4、2×6住宅はファイアーストップ構造といいまして火災の延焼を遅らせる構造になっています。
在来工法と比べると格段の開きがあり全焼するのに40分もかかるのです。
在来工法の平均値が10数分という報告もあるわけですから差は歴然としています。
しかし躯体の強度や耐久性の基本性能が高くても基礎がそれに耐えられなければ意味がありません。
基礎仕様は、間取りにより仕様が変化するというのが正しい基礎仕様です。 |
いくら躯体がしっかりしていても基礎がいい加減だとどうにもなりません。
ではどんな条件を揃えた基礎がいいのでしょうか?
以下の表をご覧ください。
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その土地の地盤に合わせた基礎 |
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床下の空気の流れを良くする工法 |
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湿気を上げない施工 |
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コンクリートの質と鉄筋の施工 |
の項目で、
当社の建物の基礎はベタ基礎が標準です。 (そうでない商品も用意しています。)
そして家を建てる場合まず地盤調査を行います。
土地は千差万別なので信頼のできる会社で調査し保証制度もしっかりあるところにしましょう。 |
その結果、基礎の仕様を決定しますが結果によって大幅に地盤を改良することがあります。こういう例が以前にありました。
あるお客さんが土地を購入して地盤を調査しました。 そしたら支持層のあるポイントまで20メートル以上もあり、「杭打ち仕様」と調査会社から結果報告がありました。
ところがその杭打ち工事費用が見積もりで400万とあり、お客さんは騒ぎ出しました。
騒いでも土地を売った不動産会社が負担してくれる訳もなく、大幅に家のプランを見直すしかありませんでした。
普通杭打ちの場合は5〜7mぐらいで費用は100万円ぐらいです。
そしてこれが肝心、この杭打ちの場合、基礎はベタ基礎にする必要はなく布基礎で十分なのです。
なぜならベタ基礎にすると加重がかかり過ぎてすぎて杭に負荷を与えてしまうからです。
そうするとベタ基礎の費用を余計にかかることになります。 良心的なメーカーや工務店なら値段を引いてくれるかもしれませんがそうでない所もあるので聞いてみましょう。
上記の高額な地盤改良費用は普通、土地を購入する前に予測するのは難しいといえます。
不動産業者は現況どおりしか販売しません。 地盤を調査した結果の土地を売る業者を私は知りません。
でも気を付ければある程度は防げます。 それには土地を購入しようとする近所のお宅数件に当たって取材をすることです。
それと電話帳などで地質調査会社に電話をし聞いてみるのもいいでしょう。
後は地名で気をつける事です。 田や沼の付く地名や水鳥の名前が付く地名は避けた方が賢明でしょう。
表 の項目はすぐ上の基礎詳細図を見てもらえれば分かるように今の住宅の基礎は基礎パッキンの使用が一般的です。
硬質ゴムで作られた物で床下の換気を均一にし土台と基礎が直接接していないので防腐・防蟻効果が高くなります。 そして の防湿シートに関しては
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